ためしてガッテン そのひどい疲れ 斜視が原因かも? 動画 [健康]
ためしてガッテン
そのひどい疲れ 斜視が原因かも? 動画
2014年6月4日に放送された 「 ためしてガッテン 」 では、
日本人の半分以上がなっているという 「 隠れ斜視 」 について教えてくれました。
パソコンの画面を2時間ほどながめていると、極端に疲れたことはありませんか?
それは、もしかしたら、生まれつきもっている隠れ斜視なのかもしれません。
ちなみに、山下智久も 「 斜視ではないか? 」 というウワサがありました。
よく見ると、少し右目が上を向いているように見えますが、この程度であれば、美的にも実生活上も問題ない程度だと思います。
隠れ斜視のズレ度合いはもっと大きいものです。
そして、隠れ斜視には2種類あって、医学的正式名称は、
ひとつは 「 間欠性斜視 」 であり、もうひとつは、 「 斜位 」 と呼ばれています。
間欠性斜視とは
目を開けているときに、時々目の向きがズレることがある、 「 ときどきなる斜視 」。この症状を、 「 間欠性斜視 」 と言います。
間欠性斜視の人の目を詳しく調べると、目を閉じているときの眼球が少し外側を向いていました。
目を開けている間は、脳が眼球がまっすぐに前を向くよう指令を出して、無理やり眼球をまっすぐ前に向かせていますが、しかし、長い間向かせていると疲れてしまいがんばれなくなります。
その結果、目の向きがズレてしまうのです。
そうなると、モノが二重に見えたりぼやけたりして、疲れ目や頭痛、肩こりの原因になります。
ただ、片目をつぶって片目だけで見れば、両目の焦点をあわせる必要がないので、モノは二重に見えません。
この 「 間欠性斜視 」 の人は、全国に280万人近くいると言われています。
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斜位とは
もうひとつの隠れ斜視である 「 斜位 」 は、 「 目を閉じている時だけなる斜視 」 です。
この斜視は、驚くことに、 「 間欠性斜視 」 の20倍以上の6,000万人がなっていると言われています。
目を閉じている時だけ目の向きがズレているため、目を開けているときは二重に見えることはありません。
しかし、脳が頑張って目を前に向かせているため、気づかないうちにひどい疲れ目になってしまいます。
隠れ斜視どうかの見分け方
隠れ斜視だからといって全員がひどい疲れ目になるわけではなく、目のズレの角度が大きい人ほど疲れやすいです。
自分の目のズレの角度が大きいかどうかを見分けることは、自宅で簡単にできます。
5m先のものを、左右の目で交互に見たとき、50cm以上ズレて見えた場合、目のズレの角度が大きいことを示しています。
- 5m先に新聞を持ってもらい、両目を開けたまま、片目を交互に隠しながら5秒ずつ新聞紙を見ます。
- そのとき、左右で新聞紙1枚(幅50cm)以上ズレて見える場合は、ズレの角度が大きいと考えられます。
次の、日本弱視斜視学会のホームページにある斜視専門医に相談してみられたらいかがでしょうか?
本弱視斜視学会(弱視・斜視を専門とする医師の一覧)
⇒ http://www.jasa-web.jp/search/index.html
隠れ斜視の治療方法
隠れ斜視の治療方法は、手術とプリズムメガネの2種類があります。
- 目の筋肉の位置をズラすことで目の向きを治す手術は、局部麻酔ででき、日帰りできることもあり、費用は、保険適用で3万円~5万円ほどです。
- プリズムメガネは、目に入る光の角度を変えて、脳の働きを補助することで、疲れ目を軽減させます。
一般的に普通のメガネ代プラス0円~5,000円ほどで作ることができます。
プリズムメガネを作るには、眼科に相談してください。
プリズムメガネによって目の疲れが軽減するか検査し、有効であれば処方箋が出るので、それをメガネ屋さんに持っていけば作ることができます。
間欠性斜視と斜位の違いについて解説した動画
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