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たけしのみんなの家庭の医学 くるみ レシピで血管を若返らせる! [健康]

                  
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 たけしのみんなの家庭の医学

くるみ レシピで血管を若返らせる!

たけしのみんなの家庭の医学 4月22日 くるみで血管を若返らせる.jpg

 

2014年4月22日の 「 たけしのみんなの家庭の医学 」 は、

本当にカラダに効く食べ物が判明!

名医が認めた!医食同源SP3 

                 と題して、2時間スペシャルで放送されました。

 

その中で、くるみの血管を若返らせる効果について紹介されました。 


私たちの周りには健康に良いとされる様々な食品の情報があふれています。

テレビなどでも時々、健康に良いという食品が紹介されることがありますが、テレビ放映された直後はその食品が飛ぶように売れますが、ブームが去ると忘れ去られてしまうものもあります。

また、テレビではなく、雑誌などで紹介されている健康食品の中には、医学的な根拠に乏しく、健康に効果ありとはっきり言えないものもあります。

いろいろ情報収集ばかりしていると、果たして何を信じていいのかわからなくなってくることもあります。


そこで、今回の 「 たけしのみんなの家庭の医学 」 では、全国の名医たちに「病の予防や健康を増進できるという確かな研究論文が数多く存在する食べ物は何か?」を尋ねる緊急アンケートを実施して、医学的な効果が認められる3つの食材を紹介してくれることになりました。


その内のひとつが、 「 くるみ 」 です。 


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くるみが血管に良い理由

くるみが血管に良い理由は、大ざっぱに言って、次の理由があります。

悪玉コレステロールであるLDLコレステロール値を低下させる

血中のコレステロールが増加し過ぎると血管の内壁に付着して血管を細くし、それによって、動脈硬化や脳梗塞・心筋梗塞が引き起こされます。

くるみに含まれる脂肪の75%は、健康によい不飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸はさらに、オメガ3系脂肪酸、オメガ6系脂肪酸などに分けられますが、くるみにはオメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸の両方がバランスよく含まれています。
特に、 オメガ3系脂肪酸の中のα-リノレン酸は、体内に入ると青魚に多く含まれる脂肪酸DHAとEPAを作り出し、LDL
コレステロール値を低下させる働きがあります。


そのことによって、血管の内壁に血球などが付着しにくくなり、血管が柔軟になって、血管が若返るというわけです。


ついでに、くるみには他にも、ビタミンEという抗酸化物質をはじめ、ビタミンB群、葉酸、マグネシウム、銅、亜鉛などのビタミンやミネラル、食物繊維、メラトニンなども豊富に含まれているので、総合的な健康増進効果も期待できます。 


これらの効果についての研究は、米ハーバード大学のフランク フー氏らが、医学誌「The American Journal of Clinical Nutrition」に2009年に発表されたものです。

その他、医学論文の最高峰「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」や「サーキュレーション」にもくるみの有用性が掲載されました。 


番組内でも、くるみを大好きで長年食べ続けている次の3人の女性、女優の奈美悦子さん、和泉雅子さん、そしてミス・ユニバース世界大会を目指す日本代表候補たちの公式栄養コンサルタントを2004年から8年間務めた美の伝道師、エリカ・アンギャルさんが登場し、専用の機器で彼女達の血管年齢を測定しましたが、全員、実年齢より若かったです。

特に、エリカ・アンギャルさんは実年齢44歳にもかかわらず、血管年齢は20歳という驚きの測定結果でした。 

 

ただ、注意点がひとつあります。

それは、くるみは決して低カロリーとは言えなく、1個約27kcalあります。

よって、食べ過ぎると今度はメタボになってしまいます。


九州大学の研究では、健康な男女40人が毎日
約7個(約42g)のくるみを一ヶ月食べた結果、動脈硬化につながる要因のひとつである悪玉コレステロール値が約10%下がったといいますので、1日7個を目安にすれば良いと思います。 

 

そのままで食べてもいいですが、総カロリーを抑えるために、食事に混ぜて食べる場合は、家庭料理研究家の奥薗壽子さんが紹介してくれた 「 くるみ料理レシピ 」 を参考にしてください。

⇒ 奥薗壽子流 「 くるみ料理レシピ 」

 

こちらのアメリカ産のくるみは無塩・無油で
安く買えると好レビューが多いです。
 


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コメント 2

armycat

くるみ42gに対してn-3系多価脂肪酸は3.76g n-6系多価脂肪酸17.35g 注目のαリノレン酸が3780mg 摂取を控えねばならない脂肪酸のリノール酸が17220gもαリノレン酸の4倍以上含まれています。バランスが悪すぎだと思われます。現代食のあらゆるものからとれてしまうリノール酸がこれほど多いのは問題かと。
by armycat (2014-07-10 12:48) 

デュフレ

armycatさんへ

鋭いご指摘ありがとうございます。

リノール酸の含有量のことまで気が付きませんでした。

ただし、αリノレン酸とリノール酸のバランスについては諸説ありますので、3,780mg対17,220mg=1:4.56となりますから、バランス悪すぎという表現は誇張だと思います。

実際、厚生省では、1999年の「第6次改訂日本人の栄養所要量」で、望ましい比率を定めていまが、その比率が次の通りです。
n-6系列脂肪酸:n-3系列脂肪酸=4:1

ここの20年あまりの日本人の摂取量の平均ではn-6とn-3の比率は4.2対1となっていますので、確かにリノール酸は他の油などからも摂取してしまいますが、αリノレン酸も同様に他からも摂取できますので、くるみの含有割合の4.56:1が著しくバランスを崩すと言うことはできません。

くるみの有用性については本文内でも記載してありますが、n-3系多価脂肪酸やn-6系多価脂肪酸の含有だけではなく、ビタミンE、ビタミンB群、葉酸、マグネシウム、銅、亜鉛、食物繊維、メラトニンなどの成分がバランス良く含まれていることも要因と思います。

実際、The American Journal of Clinical Nutritionやニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンやサーキュレーションという権威ある医学誌にもくるみの有用性が掲載されていますので、αリノレン酸とリノール酸のバランスが1:4.56というだけで、くるみの有用性を否定するのは無理があるかと思います。
by デュフレ (2014-07-10 23:41) 

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