たけしのみんなの家庭の医学奥薗流玉ねぎレシピで胃がん予防！

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たけしのみんなの家庭の医学

奥薗流 玉ねぎレシピで胃がん予防！

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2014年4月22日の「たけしのみんなの家庭の医学」で、

消化器内科、呼吸器内科、予防医学科の名医が太鼓判を押した食材として

「玉ねぎ」 が取り上げられました。

九州大学大学院医学研究院予防医学分野教授、松尾恵太郎先生によれば、玉ねぎは胃がん予防に効果があると言います。

胃がんといえば、男性の死因で2位、女性でも3位と、共に上位にある危ない病気です。

その胃がんを予防する食材として、玉ねぎが効果ありとする研究報告が世界各国で発表されています。

じつは、玉ねぎの中のケルセチンが抗酸化物質としてがん細胞の抑制に働くのです。

ただし、ケルセチンは調理法によって摂取できる量が大きく変わります。

それから、兵庫医科大学の三輪洋人先生は、世界的にも多くの論文で胃がん発生リスクが減少した胃がん予防効果のある食材として、もうひとつ紹介されました。

それは、「ニンニク」 です。

ある疫学調査では、ニンニクを年間１.５kg以上食べている人は、全く食べない人に比べ、胃がん発生リスクが５０％も少ないことが確認されました。

ニンニクから、「DATS（ダッツ）」を含む有機硫黄化合物が生成され、がんに変化する前の細胞を自ら死に追いやる効果があります。

そして、胃がんに効果のあるとされる成分・DATSを多く摂取できる調理法のコツがあります。それは...

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最終的に、名医が認めた2つの食材を胃がん予防のために目標とする1日の摂取量は、玉ねぎが1玉、ニンニク1片です。

そこで、家庭料理研究家の奥薗壽子さんが、1日玉ねぎ1玉、ニンニク1片を無理なく食べられるレシピ3品を紹介してくださいました。

奥薗流玉ねぎ＆ニンニクレシピ

１．鶏の玉ねぎ煮

【材料】(２人分)

鶏モモ肉大1枚(300g)　玉ねぎ 2個、にんにく 2個、青ネギ適宜、

塩小1/3、粗びき黒コショウ適宜、小麦粉大1、オリーブオイル大1、

酒大2、醤油大2

【作り方】

玉ねぎは縦半分に切り、横にして繊維を切るように薄切りにする。
青ネギは小口切りにする。
鶏モモ肉は、2口くらいの大きさにそぎ切りにして、ポリ袋に入れ、塩、黒コショウで入れ袋をもんで味付けをして、小麦粉を入れる。
フライパンを熱してオリーブオイルを入れ、鶏肉を皮目から入れ焼き色がつくまでそのまま焼く。
にんにくはみじん切りにし、皮目が焼けた鶏肉を返して、にんにくを加え鶏の脂をにんにくに吸わせ、混ぜ、玉ねぎを加え全体を混ぜたら、酒と醤油をかけ、ふたをして中火で10分ほど蒸し煮にする。
器に盛り付けて青ネギをかけ出来上がり。
アレンジメニューとして、親子丼、グラタンにもできる。

玉ねぎのお好み焼き

【材料】(2人分)

玉ねぎ 2個、ちくわ 4本、にんにく 2片、豚ひき肉 100g、

塩小1/3、卵 2個、小麦粉 100g、水 100cc、オリーブオイル大2

お好み焼ソース・マヨネーズ・ウスターソース・鰹節・青のり　各適宜

【作り方】

玉ねぎとハムのカレーマリネサラダ

【材料】(2人分)

玉ねぎ 2個、にんにく 2片、ハム 10枚、カレー粉小1～2、塩小1/2、

鰹節 1パック、酢大2、醤油少々、オリーブオイル大1、サラダ菜適宜

【作り方】

玉ねぎは縦半分に切り、繊維に沿って薄切りにする。ニンニクはみじん切り、ハムは半分に切って細切りにする。
容器に酢、塩、カレー粉を入れ、混ぜておく。
フライパンを熱してオリーブオイルを入れ、にんにくを炒め、香りが出たら玉ねぎを入れ、ハムを乗せたら2のドレッシングをかけ、ふたをして中火で30秒、火を止めて3分放置する。
ふたを取って混ぜ、鰹節を入れよく混ぜ合わせ水分を吸わせる。サラダ菜をひいた器に盛り付けて出来上がり。
アレンジメニュー　⇒　ホットドックにはさむ。サラダパスタ。