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ためしてガッテン 心房細動 夏に起きる危険な心臓けいれん 動画 [健康]

                  

ためしてガッテン 心房細動

夏に起きる危険な心臓けいれん 動画

ためしてガッテン 7月16日 心臓けいれん.jpg

 

2014年7月16日の 「 ためしてガッテン 」 は、


暑い夏場によく起こり、とくに50代以上に増加していて、突如心臓が激しくけいれんしているのに、本人はまるで気づかない?


そんな不思議な病気である 「 心房細動 」 について教えてくれました。


この病気を抱える人は、全国に推定で130万人いるとされていますから、単純に100人に1人の割合でいるようです。


そして、そのおよそ4割の方が、自分の心臓がけいれんしているという自覚がないといいます。 


知らずに放置すると、ある日突然体に異変を感じ、最悪の場合は手足や臓器が“壊死
(えし)”したり、突然死を招く危険もあるそうですから、怖いですね。


心臓の病気といえば、寒い冬によく起こると思われがちですが、暑い夏も要注意だったのですね。


夏の暑さは、体温上昇や脱水といった負担を体にかけます。


特に脱水では、血管内の水分が失われ、血栓が出来やすくなり、血管がつまる病気、心臓で言えば心筋梗塞などの重大な病気の誘因となるようです。

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心房細動とは

心臓は、上部にある「心房」と、下部にある「心室」の2つの部位に分けられます。


あるとき突然、心房に“ニセの電気信号”が現れ、これに惑わされて心房が高速で動いてしまう症状(心臓けいれん)を、心房細動といいます。


全身に血液を送り出す心室のリズムが乱れると、激しい発作症状に見舞われ、すぐにわかりますが、いわば「補助ポンプ」である心房のリズムが乱れても、自覚症状が現れにくいという特徴があります。


しかし、気づかずに心房細動を放置すると、心房の内部で血流が滞り、血液のかたまりである血栓を作り出してしまいます。


これが心臓の外へ飛び出し、手足や臓器への血管を詰まらせると血流が途絶えた部位が壊死したり、脳の血管に飛べば脳梗塞を引き起こすなど、命の危険にもなります。

とくに夏場は、脱水症状などで体内の水分が不足すると、血液がドロドロになって血栓ができやすくなるので注意が必要です。


心房細動について解説した動画
心房細動 動画.jpg

 


心房細動の早期発見方法

心房細動は、リラックスしているときや就寝中など、副交感神経の働きが活発なときに起きやすいことがわかっています。


そこで、寝る前や朝起きたときに脈を確認すると良いです。


安静時の脈拍数が1分間に100回以上の場合や、脈のリズムや強弱が乱れている場合は、専門医を受診してください。 

 

脈の測り方

脈を測る際は、親指の付け根に指を3本当てて、20秒間ほど脈数を測り、20秒間の脈数を3倍して1分間に100回以上になるかどうか確認します。

また、脈のリズムや強弱に乱れがないかも確認します。

脈の測り方1.jpg

 

手首で脈がわかりにくい場合は、下の写真のように首筋を優しく触って脈を測った方がわかりやすいです

脈の測り方2.jpg

 


心房細動の最新治療法

早期発見され、75歳未満の若い人の場合

これまで、心房細動を治すには大がかりな手術が必要でしたが、最近では簡単な方法で完治もできるようになりました。

その治療法とは、特殊なカテーテルを足の静脈から心臓の内部まで入れ、心房細動の原因となる「ニセの電気信号」の発生源の周囲を焼いてしまうというものです。

早期の段階であれば、90%が治ると言われています。

 

長年心房細動を抱えている人や、75歳以上の高齢の人の場合

この場合は、血栓を作りにくくする「抗凝固薬」を服用する治療で、心房細動があっても、それによる命の危険を回避することができます。 

 

 

夏の心臓病の予防法

夏の心臓病の予防法について調べてみると、次のような対策が効果があるようです。

よく見ると、当たり前のことばかりですが、当たり前のことをしっかりやることが大事なようです。 

  1. 高温状態の中に長くいない

  2. 適度な水分補給をする

  3. 適度な塩分摂取を心がける

  4. 十分な睡眠・休養を摂る

  5. 適切な食事を摂る(朝食は抜かない・食べ過ぎはダメ)

 


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