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主治医が見つかる診療所 7月28日 夏に多い脳梗塞の予防法 動画 [健康]

                  

主治医が見つかる診療所 7月28日

夏に多い脳梗塞の予防法 動画

主治医が見つかる診療所 7月28日 脳梗塞.jpg

 

2014年7月28日の 「 主治医が見つかる診療所 」 は、

夏に増える脳梗塞について教えてくれました。

 

脳の突然の病気は血圧が上昇しやすい冬に多いと思われがちですが、脳梗塞だけは夏に多いということをご存知でしたか?


じつは、日本人の死因の第3位である脳卒中は、大きく分けて3種類あります。


「 脳梗塞 」 と 「 脳出血 」 と 「 くも膜下出血 」 です。


このうち、  「 脳出血 」 と 「 くも膜下出血 」 は冬に多いのですが、脳卒中の約75%を占める 「 脳梗塞 」 だけに限っては、夏に発症が多いのです。


そもそも脳梗塞とは、脳の血管が血栓などで詰まり、詰まった先に血液が十分行き届かなくなって障害が起きることです。


脳梗塞が起きる原因の根底には、戦後、栄養豊富で脂っこい食事が多くなって血液中のコレステロール値が高くなったところに加えて、加齢のため血管が老化して、動脈硬化になることがあります。


戦後、増えている病気であり、有名な例では、48歳の時に歌手の西城秀樹さんが発症したり、巨人軍の長嶋監督も
心臓付近にできた血栓が移動し、脳の血管を詰まらせました。


そして、脳梗塞が夏に多い理由は、脱水にありました。 


脱水が起きると血液中の水分が不足し、血液が粘度を増し、血のかたまり(血栓)ができやすくなるからです。

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夏に多い脳梗塞の予防法

脱水が原因になっているので、適度な水分補給すれば良いです。

ただ、注意点があります。

  • 水を飲んでも、体全体に行き渡るには15~20分程度はかかるので、すぐに血液の流れがよくなるわけではありません。
    大切なのは、汗をかいていなくても、早め早めに、こまめに水分補給を行うことです。


  • 特に、スポーツ時など、汗をたくさんかく時は、普通の水よりも、スポーツドリンクが適しています。からだへの吸収が速いことと、汗と一緒に消耗した塩分などのミネラル補給にも役立つからです。


  • それから、夏は汗をかかなくても水分補給する必要があります
    というのは、エアコンの効いた部屋は、思いのほか乾燥して、汗をかいていなくても体から徐々に水分を奪っています。
    高齢になるほど、のどの渇きに気付きにくくなるので、定期的に水分をとることが大切です。


  • また、ビールなどのアルコールを飲んだ場合、たくさん水分をとっているように感じるかもしれません。
    ところが実際には逆で、アルコール類には利尿作用があるため、飲んだ以上に尿となって水分が排出されてしまうケースが多いので、夏に
    アルコールを飲む時は、最後に水を1~2杯飲むようにしましょう
     

  • 最後に、就寝前と起床後にコップ一杯ずつの水を飲みましょう
    じつは、脳梗塞が集中して発症する時期と時間帯は、6月から8月の夏場の睡眠中と朝の起床後2時間以内です。
    睡眠中は汗をかきやすいことと、睡眠中は一般的に血圧が低下するため、血液の流れが遅くなり血栓ができやすいためです。
    夜、トイレに行った時は、その都度、コップ一杯の水を飲むようにしましょう。

 

夏の脳梗塞の予防法としては以上ですが、健康診断などで、コレステロール値が高い人、高脂血症の傾向があると診断されている人などは、特に注意しましょう。

また、日頃から、動脈硬化を予防・改善するように、DHAやEPAを多く含んだ青魚を多く食べるようにしたり、塩分を摂り過ぎないように注意したり、適度な運動をするなどの生活習慣を改善しましょう。

あなたが脳梗塞になったら、困るのはあなただけでなく、あなたの家族も困るのですから。 

 

もし、脳梗塞になってしまったら...

予防に気をつけていても、諸般の事情で脳梗塞になる時はなってしまうかもしれません。

その時に大事なのは、病院へ行くスピードです

脳梗塞は、脳細胞に酸素や栄養が行かなくなる深刻な病気なので、その状態が長く続けば続くほど、脳細胞が壊死します。


そして、仮に命が助かったとしても重い後遺症を残してしまいます。
現在の長嶋監督が一例です。

だから、自分や家族に次のような症状が現れた場合、一刻を争って、すぐに救急車を呼んで専門医のいる病院に搬送してもらいましょう。 

 

  1. 片方の手足、顔半分のマヒやしびれが起きる。

  2. ろれつが回らない。言葉が出ない。 他人の言うことが理解出来ない。

  3. 力はあるのに立てない。歩けない。バランスが取れない。

  4. 片方の目が見えない。物が二つに見える。 片方の視野が欠ける。

  5. 経験したことのない激しい頭痛がする。 

 

1~5のすべてが脳卒中でよくみられる症状です。 

いずれも突然起きるのが特徴です。 

最も多いのは、1ですが、両側の指先が徐々にしびれる場合は、脳卒中ではありません。 

とにかく、時間との勝負なので、「顔、腕、言葉がおかしかったらすぐ救急車」と覚えておくと良いです。

 

脳梗塞と予防法について解説した動画
主治医が見つかる診療所 7月28日 脳梗塞と対処法 動画.jpg

 

主治医が見つかる診療所 7/28


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