駆け込みドクター 11月16日 うつになりやすい人のチェック方法 [健康]
駆け込みドクター 11月16日
うつになりやすい人のチェック方法
2014年11月16日の 「 駆け込みドクター! 」 は、
全国に70万人以上もいると言われ、今でも年々増加している現代病である
「 うつ 」 につい徹底解明されました。
うつは明らかに現代病だと思います。
というのも、今から約15年前、当時65歳の人に聞いたことがあるのですが、その方いわく、「 私たちの時代は、仕事して食べて寝て、生きているだけでそれだけで良かった。それに比べ、現代人はいろいろなことを考えなくてはいけないので大変だと思う。」 と言われていました。
確かに、戦争もなく平和な世の中になったけれども、その替わりにいつも人と比較されプレッシャーや劣等感を感じたり、時には怒りや屈辱を感じたり、動物とは違い人間である以上、精神が負担を感じるのは避けては通れないことかもしれませんね。
ところで、うつであるかどうかの判断基準は何なんでしょうか?
番組では、次の3つを挙げられていました。
うつの判断基準
- 初期症状として、気分の落ち込み、不眠、食欲不振などがある。
- 症状の程度として、妄想・自殺願望などがある。
- 持続期間が約2週間以上ある。
うつになった人は、 「 自分が非常につまらない人間だ 」 と思い込むことが大きい特徴です。
うつの疑いがある人は、心療内科に診察に行くべきで、別の科に行っても発覚することは少ないので注意が必要です。
また、うつになると、心筋梗塞や脳卒中になる危険性も高まり、 脳卒中発症のリスクが1.45倍増加するので、自分一人で抱え込まないで、早めに病院へ行き、助けを求めることが大事です。
うつは現代病なので、きっかけさえあれば誰でもなり得る、決して恥ずかしいことではないのですから。
うつになるきっかけは、人間関係、病気、死別、転居、昇進、娘の結婚など、良い事にしても悪い事にしても大きいイベントがきっかけになることが多いですが、それとは別に、うつになりやすい傾向の人があります。
うつになりやすい人の傾向度チェック
【性格的には】
- 真面目
- 几帳面
- ためこみやすい
- こだわりが強い
- 気を遣う
【具体的な行動としては】
- 外食のメニューはいつも同じ
- 連ドラは録りだめして一気に見たい
- 携帯は1日30回以上チェックする
- 並んでいる所に割り込みは許せない
- 飲み会では1円単位で割り勘にしたい
- 休日でもびっしり予定を組みたい
- 1分でも遅刻されると腹が立つ
- まわりに敵を作りたくない
上記の8項目の内、2個以下なら問題ないが、3~5個は注意、6個以上は危険だとのことです。
うつは現代社会に生きる人達にとって、いつも隣り合わせにあると思います。
ちょっとしたきっかけでなってしまうかもしれません。
うつになってしまうと、回復するまでに多くの時間を無駄にしてしまいます。
うつになってしまった場合、専門医に診てもらうことが一番ですが、ならないための予防法として、わずかながら自分でできることがあります。
うつにならないための予防法
- 早寝・早起きなど規則正しい生活を送るようにする。
- 毎朝、日を浴びる。高照度の光を長時間浴びると、生体リズムを整えられ、セロトニンの分泌が促進されます。
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