ためしてガッテン 肺炎を防ぐおでこ体操! 動画 [健康]
ためしてガッテン
肺炎を防ぐおでこ体操! 動画
2014年11月26日の 「 ためしてガッテン 」 は、
日本人の死因の第3位である肺炎について取り上げられました。
毎年12万人もの命を奪う肺炎。
そして、その内の約95%が65歳以上の方というところが特徴です。
最近は元気な高齢者の方が多いですが、まだまだ若いと思っていても年齢とともに体の抵抗力(免疫力)は低下しています。
日頃、元気な毎日を送っている方でも、高齢になると、肺炎を発症した後、急激に重症化することが多いようです。
そして、寝ている間にだ液を誤嚥したり、胃液が食道を逆流して、細菌が気管に入ることにより肺炎を引き起こすことがあり、これを第3のタイプの肺炎を言っています。
食事中の誤嚥は自覚できますが、睡眠中は気づくことができません。
実際には、「誤嚥性肺炎」の多くは睡眠時の誤嚥によるものなのでした。
そもそもこういう事態が起きる原因として、高齢になると食べ物を飲み込む力や咳を出す力が低下してくることがあります。
だから、食べ物を飲み込む力や咳を出す力を鍛えれば、寝ている間の誤嚥性肺炎を防ぐことができ、それを鍛える体操として、おでこ体操があります。
では、おでこ体操のやり方をご紹介します。
嚥下おでこ体操のやり方
飲み込む時に大事なのは、喉仏がスムーズに上下することであり、このおでこ体操により喉仏の筋肉を鍛えます。
おでこ体操をする時間帯はいつでも良いのですが、できれば食事前が効果的です。
- 座った状態で姿勢を正します。
- 左右どちらの手でも良いので、おでこに手のひらを縦に当てます。
- 頭が動かないように手で押さえながら、おへそ部分を見ます。
- 手のひらとおでこで押し合いを5秒間行います。
- 反対の手で喉仏の上を触り、筋肉が硬くなっているのを確認します。
- 1日5回程度を行うと良いです。
嚥下おでこ体操に加えて、肺炎予防のためには口の中をキレイおくことが大事なので、毎食後と寝る前に歯磨きをすることで肺炎予防の効果は大きいです。
コメント 0